平成26年度 道路保全地盤技術向上の調査・研究助成採択者の決定について

平成26年5月2日

 地盤工学会は、地盤工学の進歩及び地盤工学に関わる技術者の資質向上を図り、学術・科学技術及び文化の振興と社会の発展に寄与することを目的としており、活動領域は、応用力学をベースにした材料力学、流体力学、土質力学、岩盤力学などの分野、及び基礎科学である地球科学、化学、生物学などの分野に立脚し、土質・基礎工学、岩盤工学、環境地盤工学、海洋地盤工学、地盤防災工学及び地盤に関連する他の分野を含めた学問・技術分野を形成している。
 当学会では、これまでの多岐にわたる活動領域での調査・研究事業を行っており、その一環として、平成24年度から平成28年度までの期間に、「我が国の道路保全技術の向上に資する調査研究事業」に係る研究者・技術者に助成する事業を実施することになり、2014年度(平成26年度)においても、この目的にかなった次の事項に対して事業を行うことを決定した。

◆道路保全地盤技術向上の調査・研究助成(2014年度)
 前記の目的に該当する研究を行なう日本国内の研究・教育機関、企業等に属する個人またはグループ(代表者は地盤工学会の個人会員)を対象とし、平成26年3月31日時点で45歳以下の研究者・技術者について、学会が指定する下記の3テーマを調査研究課題として、平成26年2月初旬より公募を行った。

(調査研究課題:地盤工学会が指定する3テーマ)
 ① 切土・盛土部における道路保全技術に関する研究
 ② 橋梁との接合部における道路保全技術に関する研究
 ③ 道路下に敷設された埋設物や道路の陥没に関連する道路保全技術の研究

 その結果、平成26年3月31日の募集締切までに、9件の応募があり、これに対して審査委員会を開き慎重に審議を行ない、下記4件(いずれも新規助成)を選定し、4月23日の理事会に諮って決定した。

【2014年度調査・研究助成採択者及び助成金額】
(1) 新規助成

氏 名 所 属 課題 番号 研究テーマ等 計画
概要
助成
金額 (万円)
一井 康二 広島大学大学院工学研究院 准教授 高速走行中に撮影した画像を用いた路面の健全性・平坦性評価システムの開発 pdf
190KB
150
西村  聡 北海道大学大学院工学研究院 准教授 気候変動への対応を視野に入れた盛土内水位予測モデルの開発
pdf
260KB
150
椋木 俊文 熊本大学大学院自然科学研究科 准教授 下水道管渠の老朽化に起因する道路陥没の対策工法の提案に関する研究
pdf
119KB
100
荻野 俊寛 秋田大学大学院工学資源学研究科 准教授 真空圧密を併用した盛土の施工における泥炭の強度増加とその推定に関する研究 pdf
325KB
84

平成26年度 道路保全地盤技術向上に資する調査・研究 成果報告