平成24年度 道路保全地盤技術向上の調査・研究助成採択者の決定について

平成24年5月10日

 地盤工学会は、地盤工学の進歩及び地盤工学に関わる技術者の資質向上を図り、学術・科学技術及び文化の振興と社会の発展に寄与することを目的としており、活動領域は、応用力学をベースにした材料力学、流体力学、土質力学、岩盤力学などの分野、及び基礎科学である地球科学、化学、生物学などの分野に立脚し、土質・基礎工学、岩盤工学、環境地盤工学、海洋地盤工学、地盤防災工学及び地盤に関連する他の分野を含めた学問・技術分野を形成している。
 当学会では、これまでの多岐にわたる活動領域での調査・研究事業を行っており、その一環として、平成24年度から平成28年度までの期間に、「我が国の道路保全技術の向上に資する調査研究事業」に係る研究者・技術者に助成する事業を実施することになり、2012年度においては、この目的にかなった次の事項に対して事業を行うことを決定した。

◆道路保全地盤技術向上の調査・研究助成(2012年度)
 前記の目的に該当する研究を行なう日本国内の研究・教育機関、企業等に属する個人またはグループ(代表者は地盤工学会の個人会員)を対象とし、平成24年3月31日時点で45歳以下の研究者・技術者について、学会が指定する下記の3テーマを調査研究課題として、平成24年2月初旬より公募を行った。

(調査研究課題:地盤工学会が指定する3テーマ)
 ① 切土・盛土部における道路保全技術に関する研究
 ② 橋梁との接合部における道路保全技術に関する研究
 ③ 道路下に敷設された埋設物や道路の陥没に関連する道路保全技術の研究

 その結果、平成24年3月30日の募集締切までに、7件の応募があり、これに対して審査委員会を開き慎重に審議を行ない、下記4件を選定し、4月27日の理事会に諮って決定した。

【2012年度調査・研究助成採択者及び助成金額】 (1) 新規助成

氏 名 所 属 課題
番号
研究テーマ等 計画 概要 報告書 助成 金額
(万円)
沢田 和秀 岐阜大学流域圏科学研究センター 准教授 道路盛土の維持管理のためのモニタリング手法の開発研究 pdf 中間報告
(2.5MB)
180
澤村 康生 京都大学大学院工学研究科
博士後期課程1年
壁面工を有する盛土内に設置されたカルバートにおける縦断方向の耐震性に関する基礎データの収集と地震時挙動の把握,地震時要求性能の明確化 pdf 中間報告
(1MB)
100
一井 康二 広島大学大学院工学研究院
准教授
画像解析を用いた道路のリアルタイム不健全箇所検出システムの開発 pdf 最終報告
(2MB)
120
瀬良 良子 ジオ・サーチ(株)企画開発部 課長 東日本大震災液状化箇所に発生した路面下空洞に関する研究
-発生状況の詳細把握と路面陥没未然防止対策の検討-
pdf 最終報告
(7MB)  参考資料1
(5.5MB)  参考資料2
(16MB)
160