設置期間:平成8年4月〜平成11年3月 連 絡 先 :地盤工学会
事務局
活動内容震災関連の研究は社会の要請であり、地盤工学会の立場で兵庫県南部地震時の液状化による地盤災害を会員または社会に説明しなければならない。これまで考えられていた液状化メカニズムと予測法の再検討と、これまでの設計法の問題点について検討しなけらばならないのは、衆知のことである。今回の大震災によって多くの液状化に関する問題点がクロ−ズアップされた。 1.液状化安全率の見直し(加速度レベルが大きい場合の考え方、液状化対象の粒度分布の見直し、液状化深度の見直し) そこで、本研究委員会では地盤工学会の立場で、液状化現象のメカニズム・予測法と設計法について研究を行う。 本研究委員会設置主旨に基づき、本委員会のなかに以下の3つのワ−キング・グル−プ(WGと仮称)を設置し、研究活動を行っている。ここでは、各WGの活動内容と研究成果 について概説する。 ●WG1の活動内容
●WG2の活動内容 本WGでは、主に(1)礫を含む粗砂、(2)細粒分を含む砂、および(3)細粒分を含む礫質土について、以下に示すように解決すべき課題または問題点を抽出中である。今後さらに、それぞれの課題や問題点について検討を進める予定である。
●WG3の活動内容 対象とする構造物について、以下のようなとりまとめを進めていく予定である。
委 員委員長 岡 二三生 京都大学大学院工学研究科副委員長 時松 孝次 東京工業大学工学部 幹 事 後藤 聡 大成建設(株) 幹 事 角南 進 (株)日建設計 幹 事 八嶋 厚 岐阜大学工学部 委 員 阿部 博 群馬工業高等専門学校 委 員 渦岡 良介 (株)間組 委 員 奥村 哲夫 愛知工業大学工学部 委 員 加藤 満 (株)鴻池組 委 員 金子 治 戸田建設(株) 委 員 木村 亮 京都大学工学部 委 員 日下部 伸 (株)奥村組 委 員 後藤 茂 清水建設(株) 委 員 阪上 最一 基礎地盤コンサルタンツ(株) 委 員 佐藤 成 パシフィックコンサルタンツ(株) 委 員 杉戸 真太 岐阜大学工学部 委 員 鈴木 壽 徳島大学 委 員 関口 宏二 日本鋼管(株) 委 員 高橋 嘉樹 不動建設(株) 委 員 田口 洋輔 大成建設(株) 委 員 立石 章 大成建設(株) 委 員 田中 幸久 (財)電力中央研究所 委 員 中井 照夫 名古屋工業大学 委 員 永瀬 英生 九州工業大学工学部 委 員 畑中 宗憲 (株)竹中工務店 委 員 林 賢一 (株)日本構造橋梁研究所 委 員 福島 伸二 (株)フジタ 委 員 藤井 照久 復建調査設計(株) 委 員 松尾 修 建設省土木研究所 委 員 村田 健司 東京ソイルリサーチ(株) 委 員 矢島 寿一 鉄建建設(株) 委 員 山崎 浩之 運輸省港湾技術研究所 委 員 山田 恭央 筑波大学構造工学系 委 員 山本 陽一 三井建設(株) 委 員 吉田 望 佐藤工業(株) |