河川堤防災害調査のページ(参加登録も)

 近年激甚化する自然災害により,治水上の最重要構造物の一つである河川堤防や居住地の盛土の信頼性向上,人的被害に直結する斜面の崩壊予測と防止に対する社会からの要請は一段と高まっています。また,大量の災害データを基にしたデータサイエンスによる新たな研究の時代が到来しようとしており,地盤工学会にもそれにあわせた対応が望まれています。
 そこで,今後地盤工学会が設置する災害調査団には,できるだけ多数の会員の皆様にご参加いただいて多くのデータを収集し,さらにそれを積極的に活用してゆくことにしました。
これまで災害調査経験の無い会員の方も参加できるよう調査ガイドラインを整備し,また国交省の全地方整備局と災害調査協力協定を結び,国からの要請で専門家集団である地盤工学会会員が積極的に社会貢献できる基盤を整備しましたので,多くの会員にご参加いただけますよう、お願いいたします。

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河川堤防災害調査 説明資料

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令和6年5月の調査実施状況

 令和5年度に調査を実施した河川:108(暫定)
 調査個所数(データ登録件数):224
 ※調査個所には被災堤防だけでなく、無被災堤防も含まれています。堤防は経年的に劣化することもあるため、出水により被災した事例だけではなく、無被災をまぬがれた事例も重要なデータです。お近くの河川の堤防を長期にわたって見守る、「堤防守(ていぼうもり)」になっていただき、大きな出水でなくても調査データを登録して下さい。

令和6年5月時点での調査員数

 登録済みの調査員数 177名
 ※ 地盤工学会の会員であれば、特に堤防に関する経験等が無くても調査員に登録して戴くことを歓迎します。ふるって登録をお願いします。

 <関連講習会>
今のところありません。