主催:公益社団法人地盤工学会
後援(予定):公益社団法人土木学会,一般社団法人日本建築学会,一般社団法人全国地質調査業協会連合会,
一般社団法人建設コンサルタンツ協会,一般社団法人地盤品質判定士会協議会,
国際ジオシンセティックス学会日本支部
2024年1月に発生した能登半島地震では、高規格道路等の高盛土が各所で被災して復旧に長期間を要したことが、
地震後に必要とされた各種活動に多大な影響を及ぼしました。この地震では、2007年の地震で被災した後に排水対策
を強化しつつ補強土工法等を用いて復旧した箇所と、土工締固め管理基準が変更された後に新たに構築された盛土箇
所が、いずれも無被害または軽微な被害にとどまったことも報告されています。
これまでの他の地震においても、補強土工法を用いた土工構造物が良好な挙動を示した事例が多数報告されています。
一方で、地震時以外も含めて補強土工法適用箇所が変状した事例もいくつか報告されており、その原因等の詳細な検討
により、同工法の今後の性能規定化と性能設計にとっても重要な知見が得られています。
本講習会は、昨年度開催した「既存道路盛土の点検・耐震性評価と対策に関する講習会」と同様に道路土工に関わる
ものですが、橋台取り付け部も含む道路盛土への補強土工法の適用に対象を絞っており、内容が刷新されています。
道路土工分野では道路土工構造物技術基準が2025年6月に改訂され、道路土工指針と道路橋示方書も改訂作業が進めら
れています。
本講習会では第一人者を講師としてお招きし、これらに関連する取り組みについて概説して頂いたうえで、
道路での採用例が多い3種類の補強土壁工法の性能設計に関する具体的な検討内容を紹介・説明して頂きます。
本講習会は、性能規定化に向けた改訂が近々予定されている道路土工指針と道路橋示方書における補強土工法の取り
扱いと、その性能設計に関する最新の動向を理解できる得難い機会となるものと思います。奮ってご参加ください。
なお,本講習会は対面とZoomウェビナーによるハイブリッド形式で開催します。講師は対面で講習実施予定です。
G-CPDポイント数:6.0
日 時:令和 8年1月27日(火)9:30~16:50
会場・形式:対面(地盤工学会大会議室 東京都文京区千石4-38-2)
・Zoomによるオンラインのハイブリッド形式による開催。講師はJGS会館で講習実施予定。
会 費:会員 12,000円 非会員 18,000円 学生3,000円 共催・後援団体会員 16,000円(共に消費税込み)
※地盤工学会の特別会員(法人・団体会員)の特典による会員価格での参加人数は,「会員の特典」案内ページをご参照ください。
※学生で申し込みの場合は、メールにて学生証のご提示をお願いいたします。
配布資料:本講習会のために講師の方が作成する説明資料をpdfで提供します。
定 員:なし
内容・講師:各講演の最後の10分程度に質疑応答の時間を設けます。
|
時 間 |
内 容 |
講 師 |
|
9:30~9:40(10min) |
講習会の概要 |
古関 潤一 |
|
9:40~10:50(70min) |
補強土壁の性能規定化に向けた取り組み(一般) |
間渕 利明 |
|
11:00~12:10(70min) |
補強土壁の性能規定化に向けた取り組み(構造物背面) |
藤田 智弘 |
|
12:10~13:00 |
昼 休 憩 |
|
|
13:00~14:10(70min) |
帯鋼補強土壁の性能設計(仮題) |
新田 武彦 |
|
14:20~15:30(70min) |
アンカー補強土壁の性能設計(仮題) |
林 豪人 |
|
15:40~16:50(70min) |
ジオテキスタイル補強土壁の性能設計(仮題) |
久保 哲也 |
※録画録音、参加URLの無断共有は固く禁止させていただきます。
申込方法:下記URLの「ウェビナー登録」から必要事項を入力してお申込ください。
折り返しウェビナー参加に必要な情報が届きます。
※同じメールアドレスで複数の受講者分を申し込むことはできません。
【zoomウェビナー事前登録(受講申込)】
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_2WXvax6VRZiffygzJpjPLQ
申込〆切: 開催日の令和8年1月20日(火)まで
※申込期限後、および講習会資料配布後のキャンセルは承りかねます。
講習会参加料のお支払い・入金期限についてはこちらでご確認いただけます。
https://www.jiban.or.jp/?page_id=18763
■地盤工学会講習会係 kosyukai◆jiban.or.jp(◆を@にして送信ください)