地盤工学会誌公募 「宇宙開発プロジェクトと地盤工学」(応募締切:11月21日)

 下記に示す特集の趣旨に沿った「報告」のご投稿を希望される方は,A4判用紙に「タイトル」「投稿者氏名」「所属名」「連絡先」「内容が理解できる2,000字程度の概要(図表も利用可)」を記載のうえ,会誌編集委員会(e-mail: kaishi-genko@jiban.or.jp)宛にお送りください。
◇ 投稿者は, 本学会の正・国際会員に限ります。 同一著者(筆頭著者)からの複数の採択はいたしません。
◇ 概要を審査した後,採用となった投稿者にはご連絡とともに,改めてオンライン投稿審査システムを通じて「原稿作成依頼」をいたします。執筆期限等につきましては,その際に合わせてご案内いたします(現時点では2026年1月下旬を予定しております)。
◇ 最終的な掲載の可否は,編集委員会にご一任ください。
◇ 出版計画は随時変更される可能性があります。
 (注)特集号公募の「概要原稿」は、オンライン投稿審査システムから投稿しないでください。

発行号・特集テーマ2026年4月号「宇宙開発プロジェクトと地盤工学」
概要原稿の提出期限2025 11 21日(金)
特集の趣旨:
 将来の安全保障や経済成長の観点から,宇宙開発の重要性が高まっています。2020年度に内閣府が発足した「宇宙開発利用加速化戦略プログラム(スターダストプログラム)」の中で,2021年7月から国土交通省は「宇宙無人建設革新技術開発」のプロジェクトを立ち上げ,月面拠点建設に向けた建設技術の開発・実証を進めています。また,宇宙航空研究開発機構(JAXA)は,2021年度に「日本の国際宇宙探査シナリオ」を策定し,宇宙探査に関わる科学・技術のロードマップを提言としてまとめています。
 月面開発においては,無人化施工技術,月資材の建材利用,施設建築に関わる技術の開発が必要となります。これらは,未知な部分が多い月面地盤(レゴリス)上で行われることから,探査によりレゴリスの特性を評価し,建設機械とレゴリスとの相互作用を理解して施工すること,またレゴリスを資材として利用していくことが求められます。そのため,地盤工学の果たす役割は非常に大きいものといえます。
 そこで本特集では「宇宙開発プロジェクトと地盤工学」と題し,宇宙開発に寄与する土質・基礎に関わる最新の研究事例,施工技術について特集することとしました。レゴリスに関する研究事例,レゴリスを施工するための最新の施工技術,レゴリスを資材活用する最新技術について,紹介していただければと思います。
 会員の皆様方の積極的なご応募をお待ちしております。
                                   「地盤工学会誌」編集委員会