10/19(金)開催「現場実験から把握する地下水の実流速(その2)」 廃炉地盤工学委員会講習会

主催:本部 時期:2018年10月 開催地:東京都世田谷区 担当部署:調査・研究部
下記のとおり講習会(公開実験)を開催いたします。奮ってご参加いただければ幸いです。

参加者の方へ:
開催当日について、実験の見学のため作業服などは不要です。ただし、舗装されていない場所で行うため、靴が汚れる可能性があります。

日 時:  2018年10月19日(金)9:00-16:30
場 所: 日本大学文理学部 百周年記念館(京王線 下高井戸 or 桜上水) 
日大文理学部アクセス(https://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/)
主 催: 地盤工学会(廃炉地盤工学委員会
後 援: 日本地下水学会
定 員: 60名
費 用: 無料
申 込: 右の申込フォームから必要事項を送信してください。 ◆参加申込フォーム◆受付終了
申込期限:10月15日(月)
CPDポイント:6.5

目的: 一般に地盤工学では,地下水は流量が問題になることが多いため,ダルシーの法則に従う地下水解析を教えている。この方法は,地盤を多孔質体と仮定し,全断面でどれだけの流量があるかを算定するため,透水係数という地盤パラメータでその特性を表現したものである。しかし,地下水は実際には,土粒子の間隙を縫って流れるため,透水係数から算定された流速(ダルシー流速)より,実際の流速(実流速)は速くなる。また,地盤の間隙率(有効間隙率)や動水勾配も影響すると考えられる。したがって,地下水による汚染物質等の広がりを把握するためには,この実流速が重要となることから,本講習会では現場ボーリング孔を用いて,トレーサー試験により実流速を把握する。

実施内容: 基本的には2017年度と同様に座学と現場実験を組合せて実施する。最初に問題点の概要に加え,現場ボーリング孔を用いた実験の目的と内容を説明する。現場実験は水理試験(揚水試験)を行い,この状態で温度検層とトレーサー試験を実施する。まず,現場の対象土層の流速を流向流速計で確認し,温度検層によって水みちの特定を行う。さらに,トレーサー試験により平均実流速を把握する。これは,揚水井戸にて対象土層に動水勾配をつけた一種の加速試験である。そのため,測定結果からだけでは実流速は評価できず,モデル解析を併用して,結果の解釈を行う。今回のポイントは,受講者が、実際の計測の問題点とその解決策を把握し,今後の現場実測のあり方を理論と実験の両面から学習することである。
なお,本企画は地盤工学会 調査研究部のもとに設置された「廃炉地盤工学委員会」の活動の一環である。

プログラム:
9:00~9:10 挨拶
9:10~10:00 地盤の水理調査計画の考え方
10:00~11:00 現場実習:トレーサー試験(投入),温度検層試験
11:00~12:00 温度検層,流向流速計測とその結果評価
[休憩]
13:00~14:00 トレーサー試験とその結果評価
14:00~15:00 トレーサー試験の理論解析
15:00~16:00 現場実習:トレーサー試験(途中結果)
16:00~16:30 質疑応答

問合せ先 :
公益社団法人地盤工学会 「廃炉地盤工学研究委員会」係
decomm★jiban.or.jp (★→@)電話:03-3946-8673
〒112-0011 東京都文京区千石4-38-2