【終了】12/18(火)開催「福島第一原子力発電所の廃止措置への貢献を目指す『廃炉地盤工学』」に関する講習会

主催:本部 時期:2018年12月 開催地:東京都文京区 担当部署:調査・研究部

下記のとおり「廃炉地盤工学」に関する講習会を開催いたします。ぜひご参加ください。

日 時:  2018年12月18日(火) 14:00-17:30 ※受付 13:30-
場 所: 地盤工学会 地階大会議室 (東京都文京区千石4‒38‒2)
主 催: 地盤工学会(廃炉地盤工学委員会
定 員: 80名
費 用: 無料
申 込: 下記フォームからお名前等を送信してください。
       [申込フォーム]
申込期限:12月12日(水)
CPDポイント地盤工学会の活動分類とCPD単位 のとおり(形態区分Ⅰ, 活動内容2)

主旨
地盤工学会では文部科学省委託事業「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業 廃止措置研究・人材育成等強化プログラム」に採択された『福島第一原子力発電所構内環境評価・デブリ取出しから廃炉までを想定した地盤工学的新技術開発と人材育成プログラム』を通じて、福島第一発電所の廃止措置に向けた地盤工学的技術の貢献を促進するべく活動をおこなっております。
  これまで、年次大会での特別セッションや廃炉地盤工学に関する講演会等を実施しており、一昨年度の講演会では「廃炉地盤工学の全体枠組み」について、昨年度は「地盤施工学」に焦点を当ててご報告いたしました。今年度は廃炉地盤工学を構成する学問単元のうち「地盤材料学と地盤環境学」に焦点を当てて講演会を実施することになりました。
  昨年度の「地盤施工学」では、廃炉地盤工学委員会で取りまとめている技術マップを活用して、実効性があると考えられる地盤工学的な廃止措置の施工メニューを複数紹介してきました。この地盤施工学WGの活動を通じて、より実効性を高めるために求められる使用材料や作業環境整備があります。今回、焦点を当てる「地盤材料学」では、施工を達成するために要求される性能を有する材料の設計と開発について地盤材料学WGで行っている事例を挙げて紹介します。また「地盤環境学」では、施工を適切に実施するために要求される作業環境等の整備と評価が求められ、地盤環境学WGで実施している内容を紹介します。これらの報告を通じて、地盤施工学、地盤材料学、地盤環境学の関係について整理し、ご参加いただく皆様と、福島第一原子力廃止措置の実現に向けた地盤工学的技術の展開について議論させていただきたいと思っております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム
総合司会: 小峯 秀雄 早稲田大学/委員会座長

14:00~14:05   開会の挨拶   鈴木 誠 千葉工業大学/委員会副委員長
14:05~14:15  地盤材料学と地盤環境学の総論  小峯 秀雄 早稲田大学/委員会座長
14:15~14:45  超重泥水と材料配合・調合 長江 泰史 テルナイト/委員
14:45~15:15   施工から要求される材料性能 成島 誠一 西武建設/委員会幹事
  休 憩 15:15~15:30  
15:30~16:00 空間放射線と地盤環境・材料学 後藤 茂 早稲田大学/委員会幹事長
16:00~16:30 地下水環境の測定と課題 竹内 真司 日本大学/委員会幹事
16:30~17:00   地下水環境予測と数値解析 鈴木 誠 千葉工業大学/委員会副委員長
17:00~17:25  質疑応答 小峯 秀雄(司会) 早稲田大学/委員会座長
17:25~17:30 閉会の挨拶  鈴木 誠  千葉工業大学/委員会副委員長

問合せ先 :
公益社団法人地盤工学会 「廃炉地盤工学研究委員会」係
decomm★jiban.or.jp (★→@)電話:03-3946-8673
〒112-0011 東京都文京区千石4-38-2